女性として最も気になるエイジングケアの一つが「紫外線対策」ですよね。
とくに近年、紫外線対策として人気急上昇の「飲む日焼け止めサプリ」って気になりますよね?
塗る日焼け止めに比べると、手軽でしかも塗り忘れによる日焼けを防ぐことができるので、女子の間では話題になってます。
ただ、飲む日焼け止めサプリってたくさん種類があって、どれを選べばよいのか分からないという方のために、当ブログでは選ぶ際のポイントやそれに伴う副作用、またメリットデメリットなどをご紹介したいと思います。
紫外線対策をしないとどうなる?
女性にとって紫外線は「美容の敵」って考えがちですが、紫外線を全く浴びないと人は生きてゆけません。
紫外線を適度に浴びることによって、体内ではビタミンDが作り出され、それが骨や歯を形成すると言われています。
また、血行促進や免疫機能の向上を助ける働きもありますので、紫外線を浴びることは必要不可欠なものなんです。
でも、紫外線を浴びすぎるのは身体によくありません。
こちらの写真は、トラックドライバーが28年間紫外線を浴び続けたことによる肌老化の様子です。
このドライバーはアメリカ人男性ですが、左ハンドルのトラックを長年運転していたため、左側の皮膚が光老化してしまった顕著な例と言えます。
このように、紫外線を浴び続けると、肌の老化を早めてしまうので、紫外線対策は欠かせないってことなんですね。
日焼け止めはいつから対策すればいいの?
気象庁のHPによれば、紫外線量が1年で最も多いのは一般的に夏で、国内では7~8月に紫外線量が年間で最も多くなるようです。
下のグラフはつくばでの観測値ですが、細線は1990年から2017年までのUVインデックスの累年平均値を表しています。
引用元:気象庁HP
UVインデックス値が3以上の場合はできるだけ日差しを避け、8以上の場合はできるだけ外出を控えたほうがよいといった具体的な対処方法が示されています。
グラフの3以上は日差しを避けるよう指示されていることから、3月~10月末頃までは特に紫外線対策を十分取った方が良さそうです。

ただし、紫外線は一年中降り注いでいて、油断すると冬の間に蓄積してしまい、将来シミやシワの原因になることがありますから、一年中紫外線対策は必要といえそうです。
飲む日焼け止めサプリだけで大丈夫?
では、飲む日焼け止めサプリを飲めば、紫外線対策は十分ということになるのでしょうか?

飲む日焼け止めは、体の内側から日焼けを軽減し、日焼けによるシミなどの原因であるメラニンや活性酸素を取り除くお手伝いをしてくれますが、飲めば絶対に日焼けしないというわけではありません。
でも、塗る日焼け止めクリームは、目や頭皮といった部分には塗ることができませんので、飲む日焼け止めを併用することによって、日焼け止めが塗れない目や頭皮など、どうしても紫外線対策ができない部分でも対策することができます。
ですから、日焼け止めクリームと併用して使用することによって、日焼け軽減だけでなく、シミ、そばかす、シワといったリスクをさらに減らすことができると言えます。
飲む日焼け止めサプリを選ぶポイントは?
飲む日焼け止めには、体の内部から日焼けを軽減させたり、シミなどの原因を取り除く働きをしてくれますが、その働きが最も高いといわれているのが「ニュートロックスサン」という成分です。
ホンマでっかTVでも紹介された日焼け止め効果の高い成分なので、聞いたことあるという方も多いのでは?
「ニュートロックスサン」とは、太陽の国であるスペインの大学と企業が10年以上かけて開発した成分です。
その成分は、ローズマリーの葉と、シトラス果実から抽出された植物由来のポリフェノールで、これらを特定の配分で混ぜることで、紫外線に対しての効果が飛躍的に伸びることがわかっています。

実際、1日250mgのニュートロックスサンを85日間摂取すると約60%のUV保護効果があったというデータもあるほどです。
この1日250mgのニュートロックスサンを摂取するのが現在のところベスト!
ただ、1日分で250mgのニュートロックスサンが配合されたものは意外と少ないんです。
実は1日分250mg配合された商品には、このようなロゴマークの使用が許可されているので、このマークを使用している商品が高配合の証しということです。

※中には1mgでも配合されていれば「ニュートロックスサン配合」と謳った商品もありますので注意が必要です。
ニュートロックスサンに副作用の危険はないの?
ニュートロックスサンは天然由来の植物を抽出したものですから、基本的に副作用の危険はありません。
ただし、柑橘類などの食物アレルギーのある人や、4歳未満の子どもには使用できません。
ローズマリー葉には子宮を刺激する成分が含まれているようですので、妊娠中の人、授乳中の人にも勧められていません。
不安のある方は、かかりつけの医師に相談の上、使用するようにしましょう。
飲む日焼け止めサプリのデメリット
塗るタイプと比較して、飲む日焼け止めサプリのデメリットを挙げてみたいと思います。
塗るタイプに比べ、料金が高い
デメリットはほとんどありませんが、塗るタイプに比べて料金が高いということです。
1年中購入することが難しい人は、紫外線の強い時期だけでも摂取するといいかもしれませんね。
飲む日焼け止めサプリのメリット
塗るタイプと比較して、飲む日焼け止めサプリのメリットを挙げてみたいと思います。
- 塗るタイプに比べ、塗りなおしが必要ない
- 塗りムラや塗り忘れがない
- 白くならない
- 敏感肌の人でも使用できる
- 水に濡れても落ちないので安心
- 服の上からの紫外線にも対策できる
- 目や頭皮といった塗れない部分への対策ができる
以上のように、メリットはたくさんありますが、塗るタイプの日焼け止めと併用することによって、それぞれの弱点を補うことができるようになります。
ニュートロックスサンで選ぶ人気ランキング5選
※税抜で表示しています
総評
ニュートロックスサン配合量が圧倒的に多いのは、「インナーパラソル」です。
1日の推奨摂取量250mgを2粒で摂れるというのがいいですね。
配合されている成分量やコスパの面から見ると、総合的に見て「インナーパラソル」がおススメかなって思います。
塗るタイプと併用することにより、肌老化や隠れジミの原因を作らないようにしたいものですね♪
紫外線の基礎知識
太陽光の中には、UVA、UVB、UVCの3つの波長の紫外線が含まれています。
この中で地表に到着するのは、UVA、UVBの2つ。

UVAとは?
地表に到達する全紫外線の約95%がUVAと言われています。
それ自体のエネルギーは弱いのですが、肌の奥の真皮層にまで達するため、ハリやシミ、弾力を失う原因をつくり、シワやたるみといった肌の老化現象を引き起こすとも言われています。

また、雲や窓ガラスを通すため、家の中にいてもUVAの影響を受けるので要注意です。
UVBとは?
UVBは、地表に到達する全紫外線の約5%はUVBが占めています。
肌の表面で吸収されるため、真皮層まで届くことはありませんが、長く浴びると表皮をやけどのように赤くさせる原因になります。

また、メラニン色素を増加させるため、シミやソバカスの原因にもなります。
健康面では、皮膚がんや白内障などの原因ともなっているので、有毒性の高い紫外線といえます。
紫外線の影響について
紫外線の影響は様々ですが、下の表にまとめていますので、参考にしてみてくださいね。
